ゼルダの伝説 夢幻の砂時計


ゼルダの伝説 夢幻の砂時計

ゼルダは全作遊んでいるんだけど、今作は操作はすべてタッチペンで。というコンセプトが、どうなの、それ?って感じだったので、最初は買うか悩んでいたんだけど、発売前の評判で、むしろ操作しやすいくらいだ。という意見もチラホラ見たので、買ってみた。

確かに遊んでみるとその通り。時のオカリナがZ注目システムで3DアクションRPGのお手本になったように、今回のタッチペン操作の方法もDSのアクションRPGのお手本になれる操作のしやすさ。Flashのゲームでもお手本に出来るような、タッチペンで直感的に操作出来る。これは、なんというか、まあ調整の賜物だろうな。地味で時間のかかる作業には頭が下がる。

取りあえず、ボリューム的には携帯向けな感じでそこそこって言う感じ。ほとんど通勤時しか遊んでなくて3週間くらいでクリア。トータルのプレイ時間は、15時間くらいだろうか。

アイテムは、ブーメラン、かぎ爪ロープ、ボムチューの新しい使い方はDSならではという感じで結構良かった。というか、たぶん携帯機では、久々の任天堂謹製のゼルダだったってのも大きいのかも。

ストーリーは、風のタクトの続き。タイトル未発表時は風のタクト2と呼ばれていたのはそのまんま。ただ、風のタクトでの舟移動の面倒くささや、移動中の戦闘の地味さに比べると今作は、タッチペンで海図に航路を描けて、舟はパドルシップで自動で進むのは相当快適。船長気分を味わえて結構嬉しい。後、移動中に大砲が打てるようになって、敵も結構出てくる。暇つぶしに大砲を打ってるだけでもそれなりに楽しい。風のタクトで、大砲打って移動できたら、それだけでも終盤の評価は変わったかもなあ。

風のタクトの頃から思ってたけど、相変わらず世界観は未来少年コナンに似ている。前作は序盤の一人旅の頃に似ていたけど、今回はラインバックとパドルシップが、ダイス船長とバラクーダ号を思い出させる。なんかお調子者キャラも似てるし。

難易度は結構低くて、ボス戦も初回で勝てるって感じだった。まあタクトの存在意義として、拡大したユーザ層に合わせてあるって事なんだと思う。でも、オレは正直、この雰囲気が好きなので、トワイライトプリンセスよりもこっちのが好きだなあ。なんかもう一回遊びたいと思わせるのはこっち。

でもまあ、ムジュラの時も思ったけど、ゼルダじゃないゲームでも良かったような?という気がしないでもない。特に今回は、テトラことゼルダ姫はほとんど出てこないし。それはそれでどうなんだ?って感じ。

ただ、海を旅するアクションRPGってジャンルは良いね。同じシステムで未来少年コナンのゲームとか、ワンピースのゲームとかでも遊んでみたい気はするし。完全新作のオリジナルでも良いんだけど。ゼルダは、次も子供編ありのゲームにして欲しいな。

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