MOTHER3 感想1回目


MOTHER 3

MOTHERといえば、ゲーム中これでもかというくらい子供扱いを受けるんですが、それはしっかり踏襲されていた。そこがまず良かった。1章、2章と大人が主人公なんだけど、その親が一緒についてきて子供扱い。その辺が実に良いね。うすのろぶたとか言われてこそ、MOTHER。

まああちこちのセリフが糸井節だなーという感じですごく良いってのがあるんだけど、すっかりモンスターはびこる世界観で、まあ現代っていう感じはあまりしないのが少し残念。まあ今回はいつも通りに、男の子、女の子、友達っていうお決まりの3人が登場するワケでもないってワケで、ある意味既にMOTHERではないのかも。

MOTHER2の青色の村のような宗教に浸食される恐怖感のようなものがどんどん待ちを支配して行くのに無力な主人公達って構図はリアリティがあって怖いなー。この辺のディフォルメされてるんだけど、リアリティがある所が世界観に入り込みやすくて良いところだなあ。

ただ、ゲームとしてはすごくおもしろく感じる。携帯機向けに頻繁にセーブポイントがあるのも良いし、サウンドバトルもすごく楽しい。いや、サウンドバトルはすごく楽しい。MOTHERはちゃんと音楽を聴きながらやるべきって感じは相変わらずする。携帯機だと音声はオフって人が多いと思うんだけど、MOTHERは特別だよなあ。

後、ひそかに無口をなおす本とかあって嬉しかった。今7章やっている所ですが、進むスピードは非常に遅いですなあ。ストーリー自体は、そんな特別新しくもないけど、テキストが良くて、独りよがりなカッコ付けただけただけの中学生みたいなセリフがないのが本当に安心して遊べるよ。ああいうのがちょっとあるだけで台無しだからなあ。この辺はやっぱり活字を本職にしてる人ならでは。

エンディングまで泣くんじゃないは1のコピーだけど、MOTHER3はのっけからちょっとズルい感じだったなー。今後どうなることやら。

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