ソラニン 1巻


ソラニン 1

浅野いにおのソラニンが単行本化。1巻では結構キリの良いとこまで収録されてる。ソラニンってジャガイモ中毒の毒素のことなのね。芽の出たジャガイモで即死することもあるらしい、身近な食べられる食材にある恐ろしい毒素。

今回のタイトルの付け方は、古谷実を意識してるのかなあ?まあ、それはどうでも良いけれど。いわゆる若者にありがちな青臭い空気や思考に共感出来ればおもしろいと思える漫画だろうね。

主人公の種田は、作者の投影でもあるんだろうけど、オレもかなり共感出来てしまうので非常におもしろい。生きることの難しさとでも良いましょうか。社会に適合するのが楽に出来る人とそうでない人の違いなのか。

連載中の展開もどうするのか?これまで短編ばかり書いてきた作者の力の見せ所。

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