ついに来た!やっと来た!ビーストウォーズ リターンズ3巻!待ってました。早速見たのでその感想。その前に、DVDの中に入っているチラシのキャラクター紹介で、スラストって名前でスラストの紹介が載ってるのに、絵はジェットストームになってるよ。どういうこと?こんなビーストに興味ないヤツにデザイン頼むなよ。どういうこっちゃ。と思った。例によってネタバレを含むので、もっと読む…からどうぞ。
3巻の見所はタンカーことライノックス。英語版だといまいちわからなかったんだけど、前巻で記憶が戻ったライノックスはなんとメガトロンを裏切り、しかもコンボイとも袂を分かつという選択をする。そういえば、ビーストウォーズ メタルスの時も普段は温厚な性格だけど、凶暴になった時一番危ないのはライノックスというキャラだった。(メガトロンにサイバトロンからデストロンに書き換えられた時)そういう前フリを覚えているビーストファンなら今回の展開は、なるほどなあと思える部分もあったのではないかと思う。ライノックスはコンボイを凌ぐといわれる能力の持ち主だけあって、本気になるとやることが狡猾で悪代官みたいだ。
さらに英語版の頃からかなりずっと謎だった、ワスピータとシルバーボルトのスパークは何処?という問題だけど。散々混乱させたブラックウィドーさんの勘違いという、ビックリするくらいあっさりとした理由だった。つまり、声の通りでスラスト→ワスピータ、ジェットストーム→シルバーボルトで問題ないというオチ。なんだー、悩んで損した。
後、今回からコンボイとチータスの衝突というのがどんどん激しくなってきた。ストーリー的にもなんかコンボイ以外と役立たずな感じになって、前作までとは違いスネたおっさん風味。もはや無茶ゴリラとは言えねえ。ダメ上司かお前は。
いよいよあちこちに散らばっていた問題が本格化という感じで、かなり起承転結の承という感じの内容。相変わらず内容は笑い満載なんだけど、ストーリーは重くなって来てる。そのギャップでまたおもしろいんだけどね。
オーディオ・コメンタリーは、ワスピータとブラックウィドーの人。二人ともデビューがビーストだったらしくその辺も語られる。ワスピータの人はタモリ倶楽部とかにたまーに出てたりするのを見るとなんかダメ芸人チック。ブラックウィドーの人はすっかり声優の仕事が多くデビューは同じでも歩んでる方向は全然違うなー。ブラックウィドーの人は、あんまししゃべらないので、ワスピータの人ががんばってた。二人ともビーストで得るものはなかった(笑)とか言って今までの人達とは違う感じ。ブラックウィドーの人はビーストはしんどいのでリターンズの話が来た時は、髪の毛がボロボロ抜けたらしい。今までは苦労するけど、楽しいとかいう話が多かったので、なんかショッキングだった。ワスピータの人はまだかまだかと待ってたらしいのに。
という感じで今回もおもしろかった。4巻はもうすぐ届く予定なので、今回は間が空かなくて嬉しいな。という感じでした。