今回の井川や上原もそうだけど、最近プロ野球選手のメジャーリーグ移籍について少し問題があると思うので、対応を考えてみたい。まず、メジャー移籍の方法としては、
- FAによる移籍
- ポスティングシステムによる移籍
- 自由契約による移籍
という3パターンの方法があって、それぞれの方法には移籍を希望する選手側から考えると様々な問題がある。FAの場合は取得までの期間が長すぎ選手が全盛期での移籍が難しい。ポスティングの場合は球団側が認めない限りシステムを利用出来ないのであまり意味がない。自由契約については一昨年の大塚や今季の井口などのように無理が通った場合か、球団に戦力として認められない選手の場合なので、正当な方法とは言いづらい面がある。
球団としてはFAによる移籍は仕方ないとしても、ポスティングによる移籍は実力のある選手が、お金と引き替えとにいなくなるわけだから認めたくはないだろう。レンタル移籍などの話もでているけど、個人的にはトレードを認める方が良いと思う。球団的にも同等の戦力が得られるワケだし、日本のプロ野球としても選手が出ていくだけという流れより選手が入れ替わるという方がメリットが多いと思う。
ただ、メジャー側がどれだけの選手を用意するのか?年俸は?という所とそもそもメジャーが認めるのか?ってあたりは問題だけど、一流の選手が出ていくからには一流の選手が入ってくるような仕組みでないとプロ野球界としてよくないので、なんとかならないかな。