MOONLIGHT MILE 11巻


MOONLIGHT MILE(11)

いつの間にか出てた。もっと早く気づけよ、オレ。いやーやっと連載で読んでる部分と繋がるよ。ムーンチャイルドの件がこんな事になってたんだなあ。しかし、マギーの機転は良い感じだね。もっともアナログな伝言手段ってのがね。それにしても、プラネテスと比べるとムーンチャイルド(月生まれの人間)の扱いが全く違うね。プラネテスでも実は裏で政治的に扱われてるのかもしれないけど、その辺は全く描かれてないし、かなり平和な感じもする。

現実世界では、小惑星探査機・はやぶさが話題になってるけど、日本の有人宇宙飛行はいつのことになるのかなあ。まあ、宇宙開発はまだまだ進まなそうな感じだね。漫画内ではキナくさいことになってきているんだけど、どうやって乗り切るのか、結局どっかに助けを求めることになるのか。この漫画ってやっぱり現実の情勢を上手く取り入れながら描かれている感じがすごいするので、日本人の底力ってヤツを見せて欲しいね。

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  1. プラネテスにおいて、少なくとも表立った主権国家ってのは存在してないことになってるからなぁ。

    とりあえずクソ眠い頭で考えたことを書いてみると、プラネテスは宇宙というものをより身近に感じる漫画として主権国家の存在を前面に出さない・書かないことで、作品全体において人と宇宙の関わり方を深く掘り下げることに成功し、人の内面宇宙を演出できていると思う。逆にMOONLIGHT MILEは主権国家を浮き彫りにすることで、宇宙に関わる人達を欲望あまたに照らし出し、人の中から見た宇宙ってものを演出できていると思う。
    一見題材は似たようなことを扱っているけれど、内側に向けた書き方と外側に向けた書き方ってのでこの違いは面白いな。

    私のトンカツのおいしさを忘れないこととか、人は全てをぶっ壊せるすごい力を秘めているとか、そのあたりかな。逆に軍事大国が宇宙空間の制宙権を支配する当たりとか、空に打ち上げるロケットとかがそのあたりかな、って思ってる。これを如実に表したのが、まさしくムーンチャイルドの存在であり。
    方や平和的であり、方や冷戦的であり。

    で、プラネテスはもう終わってしまったけど、MOON LIGHT MILEもこれに勝る終わり方をして欲しいな、と思う今日この頃が一番気になるところ。ベルセルクもちゃんと終わるんだろかな。

    クソ眠い頭で戯れ言失礼。

  2. 長いな、コメントが。(笑)
    どっちもジャンルは同じで、スタンスは違うんだけど、どっちもかなりおもしろいってところが、すごいよなあ。
    ムーンライトマイルでも、家族っていうプラネテスと同じテーマが出てきたのも気になるところ。こっちは、自分の子供がムーンチャイルドだっていうのがね。
    ちゃんとした結末を迎えて欲しい漫画のひとつだな。

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