待ちに待ったというか、待ち疲れたというか、もう諦めていたというか、待望の最新刊が発売された。収録されているのは、2002年にヤングマガジンアッパーズで連載が休止になり単行本未収録だった部分と、この前から再開されたモーニングに掲載された分。その間、実に3年の空白があり途中で掲載誌が変わっても10巻が発売された部分に読者の期待の大きさが伺える。
9巻の後半から10巻の前半の展開にかけては、賛否両論はあるみたいだけどモーニングで連載されてからの部分は、自分はかなりおもしろいしので気にならない。というか、連載再開にあたってかなりの期待感があったのに、それを裏切らない展開になっているのが逆にすごい。3年のブランクが気にならないのは、もしかしたら再開までに、今後の展開についてものすごく試行錯誤があったのかもしれない。
今度は連載休止なく、キチンと最後まで連載されて欲しいなあ。