キラー7購入


Killer7

メトロイム2が終わったので、やっとキラー7を購入。実はなんかもう、興味も薄れ気味で買うかも迷ったりしたんだけど、ほんのわずかに残っていた興味で買ってみた。興味があった部分の多重人格とか、殺し屋とかその他諸々のいかにもな設定が鼻につくようなゲームだとイヤだなーなんて不安もありつつ。

現状2話分遊んだ感想としては、結構微妙なところ。なんかサターンやプレステ初期によくあったようなゲーム性しか感じられない。画面は3Dなんだけど、キャラクターは空間を自由に移動することができない(固定されたラインの上を行き来するだけ)し、戦闘のアクション性の部分もはっきり言ってかなりショボい。

アドベンチャーの部分も結構シンプルでヒントは少ないけど、普通に考えればわかる難度。ゲーム内の説明が少ないので、ゲームの進め方自体がイマイチわからないって感じだったけどすぐ慣れるし。そういうのも含めて全体的にゲーム性が薄い。

ただ、このゲームの売りの一つである、ビジュアル的な要素や、ストーリーや演出に関しては狙いまくりの設定が多少気になるけど、説明しすぎないというか、むしろ説明が足りない所がプレイヤーの想像を煽って個人的には楽しめている。各キャラのセリフや、出てくるテキストが雰囲気を盛り上げているから、世界観には結構ハマれる。

能力使用時に毎回リストカットするカエデ・スミスや、行く手を遮る障害物をプロレス技で破壊するマスク・ド・スミスとか、サブキャラクターのイワザルやトラヴィスその他の人格やゲーム上の設定、世界観が楽しめれば、結構おもしろいゲームかもしれないが、それが楽しめなければ完全なクソゲーであることは間違いない。

ゲーム内の状況が、正気なのか狂気なのか、現実なのか妄想なのかというあたりのバランスの取り方がちょうどよくて続きが気になるんだけど、アクション部分のゲーム性がもっとあれば、傑作にもなれるゲームのになあ。惜しい!

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