この映画を観ようと思った動機は、CMで噛むのが好きな末っ子が机の端に噛みついたままブラブラとぶら下がっている画にやられたから。原作は海外ではかなり売れている児童書らしんだけど、全く知らない。ただ、CMでみた暗い雰囲気も結構好み、ということもあった。
実際見てみた感想としては、微妙に盛り上がりに欠けた。という感じ。映画は原作だと3話分のストーリーをひとつにまとめて作られているので、タイトルの通りの不幸な出来事があり、三姉弟妹が知恵を絞って切り抜けるという展開がそのまま3回分ある。この3回が3回ともに同程度の盛り上がり方をするので、小さい山場が3つあってトータルとしての盛り上がりに欠けるという印象になってしまったのが残念。
もう少しなんとか良く作れたんじゃないかなあ、と思いつつも飽きる事がない映画だったのでおもしろかった。主演の女の子もかわいかったし。あと、映像がものすごくキレイだったので、その辺もかなり楽しめた。見てる人は大抵感じたと思うのだけど、随所にティム・バートンを感じさせる映像でかなり気になって帰ってから調べてみたんだけど、制作陣が大幅にティム・バートン作品と重複するスタッフが揃っているらしく納得。
キャストもかなりの有名どころが参加してて、ジム・キャリーに、メリル・ストリープ、ジュード・ロウ(ナレーション)、キャサリン・オハラ(ホームアローン主役のお母さん)。さらに、クレジットには載ってないダスティン・ホフマンが登場した時は、かなりビックリした。
個人的には、スタッフロールで展開されるイラストのアニメーションの部分がかなり作り込まれていて一番好きだったりする。このアニメーションだけでも観る価値あるかも?このイラストのテイストはどっかで見たことあるんだけど、作者が思い出せない。誰か知ってたら教えて。
なんというか、かなり雰囲気の良い佳作。ティム・バートン作品の雰囲気が好きなら観てみる価値はあり。大きな感動はないけどね。次回作も期待したいトコだけど、さすがに末っ子のサニー役は赤ちゃんなので、制作が成長に間に合わないから無理っぽい。
どうしたのでしょうね、TBいただき有難うございます。
こちらからもTBさせていただき、エラーも出ていないのですが
TB届かないようです。またやってみますね。
どうもどうも~~!
コメントありがとうございます。映画を観た後、感想をブログで探していたら、一番詳しく良い感想だと思ったので、トラックバックさせて頂きました。
トラックバックは、自分の所からやってみたらうまく行ったので、原因はよくわかりません。また時間がある時にでも試してみてください。