インプレスのやじうまWatchで知ったんだけど、Google八分(ぐーぐるはちぶ)という造語があるらしい。Googleと村八分を足して割った言葉で、Googleの検索結果から意図的にはずされることを指すみたい。
このGoogle八分という言葉を生み出して記事にしている「圏外からのひとこと」というサイトが、まさにGoogle八分にされているということで紹介されていた。その記事を書いたサイトは現在Googleに問い合わせをして調査中のようだが。
そのサイトの記事ではGoogleがその気になれば、インターネット上からある程度の情報の抹殺が可能になるという点を危惧している。確かに、簡単に口コミを封殺できるという点は結構怖いと言えば怖い。「意図的に検索されない」事があるというのを自分がはっきり認識していなかったのは少し反省。
そういえば結構前に某巨大掲示板でも、「とある企業に有利になる全く同じ内容の書き込みがあちこちのHPの掲示板に大量にされている」という話があって、実際検索すると何万件と検索されていたんだけど、ある時期から検索結果が激減するという話題があった。
これももしかしたら、口コミ効果を狙った戦略が裏目に出ないように企業側からGoogleへのなんらかの要請があって意図的に検索されないようにしたのかも知れない。と考えるとかなり気持ち悪い。(ちなみに、こういう口コミを狙った広告戦略は実際にある)
ふと思いだしたんだけど、うちのサイトもこの前からGoogleが参照元からぱったりと消えている。まあうちは元々アクセスが多いサイトではないので、気にしてはいなかったんだけど、ちょっと気になったのでGoogleで検索してみると、どうも単純に検索結果の順位がかなり下がっていたみたい。ので、関係なかった。
今はまだ大した事はないけど、このGoogle八分は将来的に怖い事になるかもしれない。最近SEOやオーバーチュアなど、より検索エンジンでの検索結果が重要視されてきているし。情報の信頼性がどんどん薄まっている感覚は猛烈に不安を増大させるなあ。
やじうまWatch
http://internet.watch.impress.co.jp/static/yajiuma/
圏外からのひとこと
http://amrita.s14.xrea.com/d/
http://amrita.s14.xrea.com/d/?date=20050328#p01