coccoとくるりの岸田繁が中心となって結成されたSINGER SONGERのデビューマキシシングルの「初花凛々」を購入。coccoもくるりも聴くんだけど、アルバム出てからで良いやと思ってた。でも、初回限定版はPVのDVD付きという事で買ってしまった。
PVはまあ、あちこちで流れてるんでどうでも良いとしてもメイキング映像は、かなり見る価値有り。coccoの楽しそうな姿を見てから、初花凛々の歌詞を見るとなんか良かったなーという気持ちになった。買うなら絶対、初回限定版!
楽曲は、作詞作曲ともにcoccoなので、はっきり言ってSINGER SONGER名義で出す意義というのがよくわからないで居たんだけど、初花凛々の歌詞を見ながら曲を聴くとなんとなく、その意味がわかった。(でも、アルバムには岸田繁の曲もあると良いなあ)
coccoが活動休止に至った経緯の正確なところはよくわからないけど、商業主義的に曲を生産することに疲れた事と、それを求める人達への不信感という印象を持っていて、その状態から再び音楽活動を再開するためには、岸田繁の尽力があったのかなと思う。メイキングでの二人を見るとそういう風に思えたし、coccoは岸田を相当信頼しているように見える。
初花凛々を聴いて、活動休止し活動再開にあたっての決意表明のような曲のように感じた。はっきり言ってこの決意表明には非常に重いものを感じる。そして今はとても幸せそうに映る。だからこそ、余計に不安も感じる。いずれcoccoと岸田繁の関係が微妙になってきた時の事を考えずには居られない。
この不安定さこそが、ある意味でcoccoの最大の魅力であるという自分の思いが心の中にあり、かなり複雑な気持ちになっている。取りあえずは、幸せな楽曲が出ることを祈るばかり。
おー!FMで流れてて気に入ったんで買おうとしてましたよ。買います。
でも「初夏」だと思ってた…。だってラジオだから。
どうぞどうぞ、お買いなされ。こっちでもFMでかなりのヘビーローテーション。この夏のロックフェスにはあちこち参加しそうだし話題のバンドって感じ。アルバムもかなり期待出来るよ。