画狂老人卍

先々週の話なんだけど、上野の東京国立博物館でやっている北斎展に行ってきました。「画狂老人卍」というのは北斎が最期に使っていた屋号。ちなみに明日で終わってしまいますが。

葛飾北斎というと、富岳三十六景が有名で、中でも神奈川沖浪裏は世界でもグレートウェーブとしてさらに有名。海外の画家に多大な影響を与えているのは美術の授業や日本史の授業でも習うし、日本人ならだれでも知ってる絵だと思う。何度見ても構図が完璧だし、動く波をああいう風描くこと自体が今でも新鮮に映る。もうため息しか出ないっていう感じだねえ。コネタとしては、クイックシルバーっていうブランドのロゴがこの絵をモチーフにしているというのは有名な話。

北斎展で、初期から後期までかなりの作品が展示されているんだけど、最初から気合い入れて見過ぎて後半疲れて見る気力がなくなっていったのが残念だったなあ。個人的には、百物語の妖怪を描いた絵が好きだった。もちろん有名な絵は全部やっぱり好きなんだけど。

ちょうどほぼ日でも北斎の特集をやってたりして、そっちも後で読んだらかなりおもしろかった。この北斎という人は、何度も屋号(画名)を変えているんだけど、その中に画狂って文字が結構出てくる。簡単な紹介文を読むだけでもまさにその画狂っぷりがかいま見える。自分で画狂って名乗るだけあって、まさに絵を描かずには生きて居られないって感じの人だったんだなあ。

歳を取れば取るほど、もっと良い絵が描けるはずだという、そのあくなき向上心は素直に尊敬の対象。なにより、画狂老人卍って屋号がカッコ良すぎるよ。同じ国の人間で嬉しいなあと心底思える人物です。

どうぶつの森のネットワーク


おいでよ どうぶつの森

どうも、どうぶつの森を楽しんでいるまさです。おいでよ どうぶつの森の新要素のWi-Fi通信とすれ違い通信も試してみたので、そのあたりの感想をば。(DS同士の通信もあるけど、試してないので割愛)

まず、Wi-Fi通信について。無線LANルータを使うか、どっかのホットスポットに行くか、WindowsXPにUSBアダプタを付けてやるかっていうどれか。オレはUSBアダプタでやってます。まず、門番に教えて貰えるともだちコードを交換して、相互に登録し合わないとダメ。Wi-Fiネットワークのコンセプトが、簡単、安心、無料ってことなので、まあ知らない人が勝手に村に来てめちゃめちゃにして帰ったりってことがないようにって配慮だと思うけど、結構手間だね。

Wi-Fi通信でそれぞれの村に遊びに行くことが出来るんだけど、基本的には、やっぱりどうぶつの森のコンセプトどうり、自分の部屋や、自分の服装とかを自慢し合う感じ。例えば、フルフェイスに斧を持って銀行強盗の振りをしたり、ベレー帽に髭メガネで手塚先生ぶったりとかそんな感じ。赤鼻にプリズンな服で、道化のバギーとか。楽しみ方はいろいろ。

次にすれ違い通信。現在4回ほどすれ違いました。が、結構受け取る内容が微妙。狂なんてメイドカフェに行ってる(手紙の内容がそうだった)ヲタクの人とすれ違ってしまい、あやしい猫(顔を好きに描いたりできる)の顔がのまネコになってるし。結構ショッキングだよ、こりゃ。で、手紙の内容だけど、実は書くのに結構悩んだりしがち。オレは今のところ、占いや、おみくじなど勝手に書いていれてある。なんか普通のことを書くより、おもしろいかと思い。今後は、島本和彦炎の名言など入れたりしたいですな。あとは、自己満足でジョジョネタ入れたり、カイジネタ入れたり、お笑いネタ入れたりとか。ちなみに貰って嬉しいプレゼントは村特有のモノとして果物が入れてあると嬉しい。

最初はちょっと、どうぶつの森オンラインくらいの事を想像していて、住人がいっぱい来るのかと思っていたけど、どうぶつの森はどうぶつの森として今まで通りの遊び方のままで、おまけとしてネットワークに繋がる、あくまでも「おいでよ」程度の繋がり方なんだと理解しました。なので、今までのどうぶつの森が楽しめた人にはお薦めっていうことで。

東京で偶然すれ違ったら、その時はよろしく。

どうぶつの森始めました


おいでよ どうぶつの森

というワケで、待ちに待ったニンテンドーDSの「おいでよ どうぶつの森」を始めました。名前はまさで、村はほぼウト村です。まだWiFi USBコネクタが届いてないので、ネットワークには繋げません。繋げたら誰か遊びに来て下さい。どうぶつの森は、やっぱりどうぶつの森だなあという感じで良い雰囲気です。最初の家の家賃は取りあえず完済しました。今の所釣り竿しか持ってないんで、お金を稼ぐ手段が、果物広い、貝殻拾い、魚釣りしかないのがちょっと不便。早く虫取り網とスコップが欲しいなあ。つーか、虫がうようよいるのに捕まえられないなんて……。


ニンテンドーWi-Fi USBコネクタ

取りあえず、今回のどうぶつの森はネットワークに繋がるってのが一番大きいんですが、nintendogsみたいにすれ違い通信もあるのが密かに嬉しいね。すれ違い通信があるってだけで、普段DSを持ち歩こうって気にもなるし、どうぶつの森の一日ちょっとだけ遊ぶっていうコンセプトに合ってるよなあ。すれ違い通信は、メッセージボトルで手紙を交換したり、村人が引っ越して来たりと不確定な要素が増えるってのも良い感じ。特に通勤電車とか都市部ではすれ違い通信率が高そうだし。

個人的には、どうぶつの森はロクヨン版以来なので、博物館とかも新鮮、2回には天文台もあるし、地下にはじゅんきっさハトの巣。なんかいろんな施設がいっぱい増えてる。説明書によると美容室も出来て髪型も変えられるらしいし。マイデザインでタイガースのユニフォームを作ってみたりとか。(ありがち)さらに天文台ではオリジナル星座が作れるので、北斗七星を……。(さらにありがち)

まだまだ買えるアイテムも少ないんだけど、アクセサリーがあるのも良いね。唯一売ってのはくろぶちメガネだけど、欲しかったアイテムがいきなり手に入ってラッキー。どうぶつの森というと今までは、自分の部屋自慢が多かったけど、自分の身ためもかなりカスタム出来るのは、やっぱりオンラインでみんなと出会う都合上、当然と言えば当然だけどね。

さて、これからもちまちまと少しづつ、長く遊んで行くっていう事ですよ。早くネットワークに繋ぎてえな。つーか、Amazon何やってんだよ。

笑点

今日ふと笑点を見てしまったんだけど、結構おもしろかった。円楽やこん平がいたころは、偉大なるマンネリと揶揄されるTV番組で、オレが小学生時代からメンバーも替わってなかったのもある意味すごいが。

今は円楽とこん平が療養中なので、司会には週替わりで既存の笑点メンバーがやってて、今回は木久蔵が司会。かなりぐだぐだなんだけど、さすがに何十年も同じメンバーで番組やってるだけあって、いろんなネタ(木久蔵ラーメンや、歌丸の老人ネタ、楽太郎の政治経済ネタ)が未だに昔のまま健在でよどみなくやっているあたりに少し感動。

まあさすがにこれをずっと何十年ってのは無理だろうし、すぐに飽きるんだろうけど、こういう緊急事態に対応できるところに芸歴というものを感じたワケでした。たい平は全然馴染めてなかったけどな。つーか、座布団席が一個足りないのはやっぱり寂しいもんがあるな。

ティムバートンのコープスブライド

もう2週間くらい前の話ですが見て来ました。ナイトメア・ビフォア・クリスマスに相当思い入れがあるので、制作を知ってから時期待感が高すぎてどうしようかという感じだったんですが、この前のチャーリーとチョコレート工場を見てティム・バートン腹の空腹感が満たされていた状態だったので、結構普通の精神状態で見れました。(わかりにくい例え)

ネタバレもあると思うので、未見の人は気を付けてください。

映画の中身としては、映像や音楽は大満足。登場人物のキャラクターも良い。特にキャラクターの造形が美しいのはやっぱりティム・バートンだなあとしみじみ。特に主人公の情けないキャラクターを、実写の場合と同様にジョニー・デップが声で演じているのも良いね。

ただ、個人的に不満というか納得出来ないというか、なんというか諸手をあげて万歳といかないのは、コープス・ブライドであるエミリーがあまりにも不幸すぎる点。最期は天に召されていくシーンがあってそれが救いではあるんだけれど…。
なんというか、エミリーと、ビクターの婚約者ビクトリアの二人がどちらも違う良さがある女性だけに余計に悩ましい。

エミリーはちょっと勘違い女っぽい所があって、しかも神経質な感じで、微妙にストーカー体質。でも憎めない所があって放っておけないというティム・バートンの真骨頂って感じのキャラクター。ビクトリアはいかにも良い子ちゃんな感じの女性かと思いきや、ビクターを探すためにベランダからカーテンで脱出するような行動力も秘めているという。どっちも良いねえ、良いキャラクターだ。

どっちも同じくらい良いキャラクターなので、その生い立ちと結末の差にやはり納得できないものを感じてしまう。どちらも幸せになって欲しいと感じさせるキャラクター作りが素晴らしいのだろうし、ストーリー的にも違ったものにはしづらいんだけどね。観客としては、最期は身を引くエミリーに気持ちが傾くのは仕方ない。

良い映画なんだけど、チャーリーとチョコレート工場のストーリーの明快さと比べてしまって残念だったなあ。という感じでした。まあ文句を言うならばって感じかもしれないけども。

メトロイド2 リータン・オブ・サムス


メトロイド2 リータン・オブ・サムス

Qui氏のところで紹介されていた昔のゲームのスーパープレイ動画などをみて、メラメラとアクションゲーム魂に火がついて、GBAのメトロイド ゼロミッション
メトロイド フュージョン
のハードモードを立て続けに遊んだりして、あっそういえばメトロイド2ってメトロイドシリーズで唯一遊んだことないんだったなあーというのを思い出し、近所のTUTAYAで中古を探してみたんだけど、GBの頃のソフトなので、さすがに全然見つからない。

Yahoo! オークションで探してみると微妙な金額(1,000円〜1,500円)だったので、これを買うのは微妙だなあと思ってAmazonで検索するとマーケットプレイスで650円で出品されているのがあった。Yahoo! オークションで落札するよりもAmazonのマーケットプレイスの方がお金のやりとりも楽だし、競って法外な値段になったりしないし、終了間際に監視しなくて良いし、メールのやりとりもないし、面倒な部分が無くて良いね。

で、ゲームの方ですが、さすがにGB時代のソフトだけあって、音もシステムもチープなんだけど、メトロイドからスーパーメトロイドの間をつなぐソフトだけに、完成されつつあるメトロイドという感じ。今回の任務は惑星SR388のメトロイドを殲滅すること。(ちなみに惑星SR388はメトロイド フュージョンにも出てくる)

メトロイドファンならば周知の事なんだけど、メトロイド2のラストでメトロイドの最期の1体の卵が孵化して、このメトロイドをサムスは殺さず(殺せず)に持ち帰るというエピソードがあって、これがスーパーメトロイドと、メトロイド フュージョンでベビーと名付けられて登場し、サムスを救う事となるという重要なストーリーの基礎になる部分なので、実際にこれを見ることが出来て非常に良かった。

ゲームの内容自体は、各エリアにいるメトロイド(α、γ、ζ、Ω)と倒し、最終的にクイーンメトロイドを倒すという感じ。この辺は、実に映画のエイリアン2的な部分があって微笑ましい。各エリア内にいるメトロイドを倒さないと、次のエリアへは行けないんだけど、次のエリアへの入り口というのが最初は全然わからなくて苦労した。クリア寸前に気付いたんだけど、これってダメージゾーン(初代メトロイドの溶岩みたいな)がなくなって次のエリアへの入り口になってたんだね……。あちこちうろうろして無駄だった。

メトロイドファンにはコレクターアイテムとして必須だね。でもこのソフトもGBAでリメイクされて、ゼロミッションみたいに追加ストーリーが付いたりしたら嬉しいね。あと、DSのハンターズも良いけど、2D版もお願いしたい。

任天堂 – メトロイド2 リターン・オブ・サムス公式サイト

INFOBARのバッテリー

新しい携帯にしたい理由のひとつにバッテリーが持たないってことがあったんだけど、妹様がINFOBAR用の新しいバッテリーをくれた。旦那と同じキャリアにするという理由でauからDoCoMoに変更した時に、auのポイントが残っていたので、それを使って入手したとのこと。

新しいバッテリーになると単純にバッテリー残量が3つの状態から1つに減るまでの時間が圧倒的に長くなったので、すごく安心感がある。au design projectの新しい端末にもそんなに興味を引かれなかったので、しばらくはINFOBAR生活が続きそうな感じだなあ。やっぱりINFOBAR2の登場を待つしかないか。

さしあたっては、kddiにしつこくメールを出すしかないかな。

ここ一週間ちょい

さくらのデータベースサーバが異常な重さでアクセスするのにものすごく時間がかかっていたので、はっきり言ってまったく更新する気が起こりませんでしたが、メールで文句言ってるうちに多少改善されているようなので、取りあえずホッとしている。まあこの状態が続くことを祈るばかり。

クラブニンテンドー2005年プラチナ会員特典

クラブニンテンドーから2005年のプラチナ会員特典のお知らせメールが来ましたよ。去年はニンテンドーDSのイベントの優先券だったんだけど、今年はなんと!

  • 特典1)レボリューションコントローラ型テレビリモコン
  • 特典2)2006クラブニンテンドーオリジナルカレンダー

ちなみにこんなん。
クラブニンテンドー – ゴールド・プラチナ会員特典

正直レボリューションコントローラ型テレビリモコンってどうよ?(笑)全然いらねえ……。とか思ったんだけど、カレンダーは嬉しいね。この前カレンダーの事書いたばっかりだからかなりタイムリー。クラブニンテンドーのポイント登録時のアンケートにしつこいくらいにカレンダーが欲しいと書いたのが幸いしたか。

いやあ、勢い余って島本カレンダー買わなくて良かった。テレビリモコンも使うかなあ、どうかなあ。高機能学習リモコンだったら良いんだけど、うちのテレビはパソコンのモニターとしても使ってるから、PCとテレビの2画面表示ボタンとかもあるし、あんま使わなそう。ケーブルのチャンネル変更とかも使えなそうだし、HDDレコーダーの予約とかにも使えなそうだし。

まあ、レボリューションのコントローラーってこんな雰囲気なのかーと、ニヤニヤするくらいしか使い道なさそうですね。まあそれでも良いか。

2006年のカレンダー候補


島本和彦 2006年度 カレンダー

今年も来年のカレンダーが出るシーズンになってきました。毎年カレンダーを選ぶのには悩んでいて、いつまで経っても決めれない。決め手に欠けるというのが一番大きくて、ファミコン20周年で貰ったカレンダーが一番お気に入りだったんだけどなあ。

ふと、以前に島本和彦の名言日めくりカレンダーってのを買い逃したことを思い出して検索してみたら、普通のカレンダーはあるようだ。ただ、名言日めくりに比べると普通なので、正直グッとは来ないんだけど、元気はでそうかも。とか思って取りあえず候補に入れておこう。カレンダーは実物を見てみないと、実際のカレンダーの部分が見づらいとか本末転倒なことが結構あるし。