やっとビーストウォーズ リターンズの5巻が届いた。ので、今月も感想をお届けします。今回の表紙は右の通りスタースクリームなんだけど、すげえキモい。これはキモい。今作はおもちゃが全然欲しくならないのも特徴かも。だってキモいし。全くダメだな。今回でストーリーも後半へと突入して行くワケなんですが、また例によってネタバレを多く含むので、もっと読む…からどうぞです。
今回は新キャラ続々大登場な感じで、結構内容的に展開が多い。まず最初の展開としては、ついにジェットストームがシルバーボルトへ変身?し復活。これも初めてみる部分だったのでかなり期待してたんだけど、キモかった…。
しかしそれにしても新しいシルバーボルトのデザインはひでえな。(笑)ちょんまげ侍で忍者で鳥のミュータント風味だわしゃくれだわ良いとこはどこだよ?って感じ。しかも語尾は「ぎょえ」ですよ?キャラも今までのデス犬、パタパタ犬な丁寧口調じゃなくて落ち着いて割と寡黙な侍気味で、すぐに落ち込む暗めのキャラだし。でも微妙に「パタパタ」言う所は嬉しかったな。
この時に、巨大顔だけメガトロンにコンボイとチータスが吸い込まれるシーンがあるんだけど、まんまUFO連れ去られる牛テイストなのが笑った。キャトルミュ−ティレ−ションだっ!と興奮してしまった。キャトルミュ−ティレ−ションというとゼルダの伝説ムジュラの仮面でもあったのは笑ったなあ。あと、チータスが「住宅リフォーム」と叫んでトランスフォームした。もう完璧トランスフォーマーじゃねえな。(笑)
んで次に登場が新キャラのボタニカ。こっちも登場シーンは未見だったので楽しみにしていたら、宇宙からでしたよ。セイバートロンに戻ってきたコンボイ達とは別の宇宙船。すぐメガトロンに撃墜されるけど。んで、初登場シーンは完全に植物の化け物。ゴジラに出てきたビジランテかよ?って感じでショック。化け物状態のボタニカはコンボイの再フォーマットによって普通のビースト戦士(プラント戦士?)になり、無事仲間入り。
声は草薙素子なワケなんだが、やっぱり実力派だけあって草薙素子の風味は一切なかったな。さすがプロ。どう見てもキモいが、ラットルはさっそく「タイプかも?」とか言って後々の展開を匂わせる。
デストロン側には、タンカー、ジェットストームが居なくなり戦力ダウンしたため、メガトロンがまたスパークを使って新戦力オブシディアンとストライカを投入。この二人、関西弁(ストライカの方は明らかにイントネーションが違うが)で非常にうるさい。なんかもうね、うるさい。うるさいのが際だちすぎて疲れた。こいつらは強いので次の巻もうるさいんだろうなあ。
最後にオーディオコメンタリーだけど、今回は岩浪監督とコンボイに加えてオブシディアンとストライカの人が登場。ストライカの人は、シルバーボルトの人の嫁らしい。びっくり。オブシディアンの人は小野坂昌也というんだけど、小学生の時に見ていたNHKの社会の番組にでてたお兄さん役の人と同じ名前だ…と思って調べたら同じ人だった。そうだったのか…。なんかちょっとショックだ。コメンタリーの中では他の声の仕事のことで毒吐きまくってたのにな。つーかこの関西弁のうるさいおっさんがNHKの社会 くらし発見に出てた人かよ。マジかよ。シルバーボルトの岩田光央はAKIRAの金田役がピークだったとか言ってたのはおもしろかったが。(横に嫁が居るのに)
今回もおもしろかったんだけど、後半に差し掛かるにつれてもう完全に非子供向けと割り切った感じがある。個人的にはビーストは、「子供向けなのになんか変でおもしろい」という部分がなくなってきているのはちょっと残念。そのせいで笑いの幅もちょっと狭くなってる感じだし。ってな感じで5巻の感想終わり。