岸辺のふたり


岸辺のふたり Father and Daughter くもんの創作絵本

ベルヴィルランデブーの上映前にやっていた予告でかなり気になったので、DVDを購入して観た。映画館では、レイトショーか朝イチでしか観れないので断念。2001年アカデミー賞短編アニメーション賞受賞作品。たった8分の短編作品ということもかなり興味を引かれた。隣のは絵本へのリンクなのでお間違いのないように。

ちなみにDVDはこっち。岸辺のふたりFATHER AND DAUGHTER(DVD)

ある日父親と娘が自転車で川辺に出かけ、父親は川辺からボートでどこかへ漕ぎ出す。そして父親は戻って来なかった。娘はその日から毎日自転車で川辺に出かけ父か帰って来ないか確かめる。そんなことを繰り返しながら娘は年を経ていく。

という内容なんだけど。このアニメーションはセリフもないのに伝わってくることが非常に多い。なんというか、「機微」というものの表現がうまいアニメだなあ、という。そんな感じでした。ラストシーンも自分的にはかなり印象に残る作品だった。時間が8分しかないので、何回か観て、そして気付くこともあると思うし。観ている時間が心地良いというか。表現は難しいなあ。珠玉という言葉を贈りたい。

好きなアニメーション作家である、ユーリ・ノルシュタインからのメッセージが同封されていたこともなんか、そうだよなあという感じで良かったです。

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