写真で読む 僕の見た「大日本帝国」買いました


写真で読む 僕の見た「大日本帝国」

以前読んで感想を書いた『僕の見た「大日本帝国」』の姉妹編『写真で読む 僕の見た「大日本帝国」』という本が発売になったので、買っていたのですが、全然読んでませんでした。積ん読ですよ、積ん読。

前作がおもしろい本だったんで、こっちも楽しみではある。前作の感想に編集の方からコメント頂いたのも印象深かった。本人からも広告的だけどコメントもあったしね。

ここ数週間仕事が猛烈に忙しかったんだけど、通勤時に読むだけは出来たんで既に読了済みです。感想を書こう書こうと思っていたのになかなか書けないのは結構なストレスだなあ。特に最初に読んだ時の記憶や気持ちが薄れてしまっているので、改めて読み直したりもしないとなあという感じ。

ただまあ、前作に比べると旅行記ではなく、旅行回想記って感じだし、旅のきっかけとなった鳥居の調査が中心的な内容。写真で見るという名前にしては写真は思ったよりも少なかったし。著者自身もある程度自分の発言に影響力が出てきているのを自覚しているのか、右傾化していると言われる世論に釘を刺すような部分も多少見られた。

なので、前作に期待して今作を読んだ人は、たぶんちょっと期待はずれじゃないかなあと思うので、あんまりお薦めは出来ない。この著者はきっと、自分の足で見聞きした情報を出すのが得意な人だと思うので、今作のような既存の出版物を調査して、その引用が多いという著書には向いてないというか、他の人でも出来る事は持ち味ではないっていう感じかなあ。詳しい感想はまた時間が取れた時に書きたいです。

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